。ザワくんブログ

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DMMWEBCAMPはどんなところ?元受講生が本音を語ります!

投稿日:2021/8/19

プログラミング

プログラミングスクールが乱立していますよね。悪評が目立つスクールもあれば良い評判が目立つスクールもありますね。どこを選べばいいのでしょうか。
今回はDMMWEBCAMPの元受講生が受講をしてみて感じたメリット、デメリットを語らせていただきます。受講を検討している方は参考にしてください。
また今回の記事に関しては2019年5月~に受講した私自身の体験談ですので、少し情報が古い可能性もあります。ご了承ください。

DMMWEBCAMPに受講を決めた理由

私は2019年を5月からDMMWEBCAMPへ通学を始めました。ただその前にテックエキスパート(現TECHCAMP)や侍エンジニア塾なども検討しました。その中で私がDMMWEBCAMPに決めたのは消去法でした。

  • スキルを身につけてフリーランス!! みたいなものに憧れがなかった(今も)
  • 転職支援をして欲しかった
  • windows対応をしていて欲しかった

未経験から個人で戦うのではなく、会社という集団で仕事をしていきたいなと常日頃考えていた私はフリーランスという響きに魅力を感じませんでした。
その中でテックエキスパートと侍エンジニア塾でフリーランスコースを勧められました。 テックエキスパートに関しては「フリーランスコースに入ってもすぐにフリーランスとして活躍するのは無理だよ」と正直に言っていただきましたが、「なら転職コースを受講させてください」と言ったところ言葉を濁されたのを今でも覚えています。
その中で唯一面談で、未経験からの転職の大変さ、学習時間、転職支援、受講生の作成物などをしっかり示してくれたのがDMMWEBCAMPでした。今でもありがたいことをしていただいたなと感謝しています。

カリキュラム、金額

私はDMMWEBCAMPの転職コース「現在の短期集中コース」を受講しました。
3ヶ月の学習期間と3ヶ月の転職活動期間でした。
価格は49,8000円でしたね。ただ今は一括料金実質640,800円(税込)と10万円以上値上がりしていますね。
他スクールとの受講生の取り合い、スクールからの転職成功の少なさによる提携企業からの人材紹介費用の低下、宣伝広告費を集めるためなどが理由としては考えられますが、具体的で納得がいく理由は発表されていませんね。

学習期間

学習期間は3ヶ月ありますが、1ヶ月ごとにカリキュラムが分かれています。
1ヶ月目ではgitの使い方から始まり、マークアップの基礎、Rubyの基礎、Railsの基礎を学び、最終的にBookersという自分が読んだ本を紹介するようなwebアプリケーションの開発を行います。
早めに終わった方、余力がある方などはJavascriptやAWSなどのカリキュラムも用意されていたのでそちらを進めていました。
1ヶ月目ではいくつかの課題があり、その課題をクリアできないと次の月に進めないという制度でしたね。私の受講当時も次の月に進めずやめてしまった人もいました。
2ヶ月目ではチーム開発を行います。その時の受講生がランダムで4人選ばれチームを組み、運営側からいただいたお題をこなすためにwebアプリケーションの開発を行いました。ここで力をつける受講生が非常に多かった印象ですね。私もここで「そうやって動いているのか」などの気づきを得られました。またチームで開発を行うので一緒に頑張る仲間もできます。
3ヶ月目では自分が作りたいwebアプリケーションを作成し、最終日にそれの発表会を行いました。私は「liefe」という短編小説の投稿、閲覧ができるwebアプリケーションを作成しました。(今は公開をやめました。リニューアルしてまた公開予定です。)
それぞれ作りたいものを作るので個性的なものが多かった印象です!
このような感じで進んでいきました。毎日忙しく結構大変だったのを覚えています。

転職活動

転職活動を実際に行うのは4ヶ月目以降ですが、準備は2ヶ月目から始まります。
オリエンテーションから始まり、自己分析、履歴書、職務経歴書の作成、面接練習などを行い、実際に転職活動を行います。

メリット

私がDMMWEBCAMPを受講した上で感じたメリットは主に2つです。

  • 一緒に勉強する仲間ができた
  • プログラミングを勉強する上での下地ができた

プログラミングを学習する上で最も躓きやすいのは初めだと思います。私はコピーのショートカットも知らないくらいパソコンが疎い状態から始めたので正直初めはすごい辛かったです。その中で一緒に勉強する仲間がいたことで、共にわからないところは助け合い、学習を進めることができました。そのおかげでプログラミンを勉強する上での下地ができたと思います。
ただし、DMMWEBCAMPでプログラミングを習えばすぐに実務で活躍できるわけではありません。エンジニアは基本的に一生勉強するような仕事なので、DMMWEBCAMPに通ったらすぐに年収も上がるし大活躍!!みたいな幻想は捨ててください。初めはどの企業に入っても足手まといです。しかしプログラミングを勉強するやり方などはしっかり3ヶ月で身につくので、その後しっかり学習を続けていければ、優秀なエンジニアになることもできると思います!!

デメリット

デメリットはいくつかあるのですが、まとめると、

  • 転職支援に関しては単なる人材斡旋と同じ

私自身前半の学習期間に関しては不満はほとんどありませんでした。講師の方には現役のフリーランスエンジニアさんなどもあり、実務でのお話なども聞かせていただきとてもためになりました。
しかし転職サポートに関しては「このやり方はどうなんだ?」と思うものがいくつもありました。下記にいくつか挙げさせていただきます。

  • 求人票は見せてもらえない(受講生が行きたい企業に応募することはできない)
  • 転職サポートチームが履歴書を企業に送り、面接を自動的に組まれる
  • 自分で求人に1つでも応募した場合、転職保証からはずれる
  • スクールではweb系言語を学ぶものの、紹介企業は業務系(slerやses)がほとんど

基本的に求人票は応募時に見せてもらえず、運営側が企業に送り面接に進んだ時点で初めて求人票が送られてきます。
一見楽そうに見えますが、私自身希望している職種に関する求人は1つもいただけませんでしたので、行きたくない企業の面接に行き時間を無駄にすることがありました。また求人票に「フロントエンドエンジニア」と書かれていたものの、実際に面接に行くと「ヘルプデスクの人がくると思っていた」といったこともありました。なぜこのようなことが起きたのかは私にはわかりません。ただ当時は企業様と連携がうまく取れていなかったと思うので、改善されているといいですね笑

また学習期間ではweb系言語を学び、業務系の仕事をする会社を紹介するというのはなぜなんでしょうね。web系企業に就職させてあげられないのであれば、そもそもスクールでRubyを学ばせる意味はなんでしょう?Javaをやればいいのでは?

このように転職支援については私自身何一つ満足できるものではありませんでしたし、時間の無駄でした

ただしこれは2019年での私の感想なので今は大幅改善されていることを期待したいですね。例えば今SES企業は未経験を採用しても開発経験が積める現場に送ることは難しくなってきているようです。(昔は経験者と未経験者をセットで現場に送ることができたようですが、コロナウイルスの影響でこれができなくなってきた)そのため今SES企業に未経験エンジニアを紹介するというのは、その人のキャリアなどはどうでもよく、ただ紹介料を企業からもらうためという解釈になるので、さすがに改善されていると思います。(改善されていないということは‥そういうことです)

ちなみに私は最終的に自分で転職活動を行い、今の会社に就職しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?私はDMMWEBCAMPに通って良かったと思っています。転職支援についてはお金をドブに捨てたようなものでしたが、それでも一緒に勉強する仲間を作ることができましたし、何よりプログラミングを仕事にするきっかけを与えてくれたことにより、仕事が楽しくなりました。
しかしDMMWEBCAMPは決して安くありません。なので入学する場合は慎重な判断をすることをお勧めします。