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宅建に合格しよう(法令上の制限を攻略!)

投稿日:2021/8/9

一軒家

こんにちは! 前回は宅建試験の最重要科目である宅建業法の概要について書かせていただきました!もし気になる方がいらっしゃればこちらから遷移できますのでご覧ください。
さて今回は試験科目である法令上の制限について書かせていただきます。宅建業法に次ぐ重要科目であり、この科目もしっかり学習しないと合格は届きませんのでしっかり準備していきましょう!

法令上の制限とは?

そもそも法令上の制限とは土地や建物に関する様々な制限にですね。
例えばA駅から少し離れた長閑な住宅街B町があったとします。そこに突然株式会社Cが利益のために煙をモクモク出すような工場を作られてしまうと、街の雰囲気は壊れてしまいますし外に洗濯物を干すこともできなくなってしまいます。B町で生活していた人にとってはたまったもんじゃないですよね。またA駅のすぐ近くには大型デパートDがあったとします。この大型デパートDはより多くのお店に出店してもらうために非常口などは設けられていません。日常では困ることはないと思いますが、もしDで火災が起こった場合お客さんは逃げることができなくなります。これも困ったものですよね。
このようにある程度土地や建物に制限をかけないと人の生活や命に危険を及ぼすことがあるので、法令上の制限というものが設けられているんですね。

どんなことを勉強するの?配点は?

法令上の制限では具体的に下記科目が出題範囲となります。

  • 都市計画法
  • 建築基準法
  • 宅地造成基本法
  • 土地区画整理法
  • 農地法
  • 国土利用計画法

基本的に上記6科目です。ただ国土利用計画法はまれに出題されず、その他の制限が出題される場合がありますが、基本的には上記6科目を勉強しましょう!
また配点は50点満点中の8点です。目標点としては7点確保しましょう!
ちなみに私は7点でした。都市計画法の用途地域の問題で間違えましたね泣

基本的に丸暗記

宅建業法と同じくですが、正直なかなか頭に入ってこない科目かなと思います。なぜなら専門用語が多すぎるのが要因かなと感じています。例えば都市計画法の中に用途地域というものがあります。これは「その場所はこういう場所ですよ!だから他の用途で使わないでね」というように用途の混在を防ぐ目的で規定されているのですが、この用途地域には13種類あり、

  • 第一種低層住居専用地域
  • 第二種低層住居専用地域
  • 田園住居地域
  • 第一種中高層住居専用地域
  • 第二種中高層住居専用地域
  • 第一種住居地域
  • 第二種住居地域
  • 準住居地域
  • 近隣商業地域
  • 商業地域
  • 準工業地域
  • 工業地域
  • 工業専用地域

とあるんです。眠くなりますよね笑。さらにこれを覚えた上でどこにどんな建物を建てていいのかみたいな問題が深掘りされますので用途地域だけでもかなり骨が折れる学習が必要です。
コツとしては一回で覚えるなんて不可能ということを理解し、何回も繰り返したくさんの問題を解くことが大事かなと思います。
例えば「図書館がどんな用途地域にも立てることができる」という問題があったとして、これは誤りなんです。図書館は工業専用地域には建てることができないんです。
ただ今このブログを読んで、図書館は工業専用地域に建てられないと学んでも、一部の暗記に大得意の人を除けば、残念ながら夜寝たら忘れていると思います笑。そんなもんなんです。
だから何度も何度もこの問題を解いて何度も何度も間違えてください。
勉強法で宅建業法と違うのは、テキストを読んで問題を解くのではなく、問題を解いてテキストに戻ることが大事です。法令上の制限はテキストをいきなり読んでも専門用語ばかりで確実に眠くなりますので、まず全問不正解でいいので問題を解き、その1問1問丁寧にテキストと照らし合わせながら理解していくのが最善のやり方かなと思います。
一度覚えてしまうと宅建業法以上に点数を取りやすい科目ですので、初めは大変ですが少しずつ進んでいきましょう!

まとめ

  • 法令上の制限とは、土地や建物に関する様々な制限のことである
  • 専門用語が多く初めは辛いかも…
  • 問題を実際に解いてテキストに戻る!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!次回は権利関係(民法)について書かせていただきます。